長唄三味線の糸について聞いてみました!
長唄三味線は繊細な楽器といわれることが多く、扱いが難しいと思われていますが、その理由の一つに「糸」の素材があるそうです。
ギターの弦は金属を使うのがメジャーですが、なんと三味線の糸は「絹」でつくられているとのこと。初めて聞いた時は、「なんだか高貴だなぁ」という感想をもちました。
プロの演奏者は、年に一度まとめて三味線屋さんから糸を買うらしく、大量の糸を見せてもらいました。写真に写っているのは20分の1くらいの量なので、すごい量です。
糸は一の糸~三の糸まで全て黄色で、よくみるといくつかの糸をねじって一つにしているような作りでした。三の糸は切れやすいそうで、絹よりも強い素材を使っているようです。
本番用の三味線は、毎日新しい糸に変えているそうで、糸をキュッキュッと伸ばす手さばきがまさに職人でした…!
三味線は音色はもちろんですが、組み立ての様子や糸の扱いなども楽しめる要素のひとつですね。
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