お稽古をする上で大切にしていること

三味線のお稽古をする上で、僕が一番大切にしていることは、「とにかく楽しい」と思っていただけることです。単純なことかもしれませんが、結局のところ、それに尽きると考えています。僕はお稽古もエンターテインメント一つだと思っています。
楽しくなきゃ続かない。難しくても、楽しければ続けられる。
そう思っています。
習得度レベルについて
僕の中では、勝手に「習得度レベル」を5段階で設定しています。
レベル1 | 演奏が止まってしまい、譜面を目で追えなくなる。 |
レベル2 | 間違えて止まってしまうが、正しいメロディを聴きながら譜面を最後まで読み切れる。 |
レベル3 | 間違えても、正しいメロディに自分で修復できる。 |
レベル4 | 何箇所か間違えても、ほぼノーミスで弾ける。 |
レベル5 | 曲をノーミスで弾ける。 |
この内、レベル1の状態でお稽古が終わってしまうと、お弟子さんは「面白くなかったな…」と感じてしまうかと思います。
教える側として気を付けている事は、例えうまく弾けなかったとしても、「いずれは弾けそう!」と思っていただくことです。
「難しいけど楽しい」が続けば弾けるようになるのです。
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